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2020/03/24

30年もののラジカセが動いた!

カセットテープをデジタル化したいと思って、ダメ元で30年以上前に買ったラジカセを引っ張り出して、恐る恐る使ってみたところ・・・見事に動いて感動しました。

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 これは今はなき SANYOの製品。購入当初から、気合の入った製品だなとは思っていたのですが、まさか30年以上経ってもちゃんと動くとは・・・音揺れもないし、走行系も異常なし。
 僕はこのラジカセで当時通っていた放送大学のFM授業を録音して、再生して勉強していたのでした。まさに放送大学用と言えるのは、第一に、こんなに小さいのにタイマー録音が出来ること。これはこのサイズの製品ではなかなかありませんでした。

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 それから、このサイズのラジカセでスピードコントローラーがついていて、講義の内容を倍速で聞くことが出来たこと。これも助かりました。

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僕は35年ほど前、放送大学に入る前に、某オーディオメーカーで製品全般の修理をやっていたので、気合入ってる製品かどうかはなんとなく分かっていたつもりですが、これは本当に気合が入っている製品でした。以上の機能に加えて、テープカウンターがついているのです。

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 なんだい、テープカウンターくらいで、と思うかもしれませんが、実はこれ故障のタネになりやすい。カセットテープを回しているモーターの動力を、大体の場合ゴムベルトを使ってテープカウンターに持ってきて、カウンタを回すわけですが、機構上どうしてもそのゴムベルトの長さが長くなってしまい、割とすぐ劣化、伸びてしまって回らない。ということで、このような機械式のテープカウンターはまず見なくなってしまいました。これが、30年経ってもまだ動いている!

 その他の動作も一応確認して、内部を清掃して、これから少しずつ使っていく予定です。残念なのはステレオでなくモノラルなことなのですが、再生したい音源はモノラルで十分なのです。

 最後に、引っ貼りだしてきたカセットテープで変わっているモノを、上はRoland という楽器メーカーの景品でもらったもの。オープンリールテープのようなワクがついてます。中身はコンピューター用のプログラムが。「ピーガー」という妙なる音が聞こえます。下はTDKのメタルテープ。アルミダイキャストで無駄に重いです。何を思ったか、中身は丹波哲郎の霊界のハナシが録音されてました(笑)

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学生時代は、SANYO の東京支社ビルのビル掃除を1年くらいやっていて、主に輸出向けのラジカセがディスプレイされてましたが、シンプルであまり日本人受けしなさそうなものが多かったですが、きっと派手な機能より、まず故障しにくいということが外版(輸出向け製品)に求められていたのかもしれません。高性能より頑丈。いいっす。