FC2ブログ
2020/03/12

キムワイプで作る簡易マスク


新型コロナウイルスの感染が広がる中、マスクの不足が懸念されています。

我が家にはまだ備蓄はあるのですが、感染が収まるまでの間に間に合うかが心配です。

理化学用品に、キムワイプというティッシュの一種があります。普通のティッシュと違ってケバが出ないのと、繊維の目が粗いため、ふき取りに適しています。理化学機器や機械の開発・メンテなどにも良く使われていて、ある所には大量に備蓄されていたりします。

というわけで、この記事は、マスクを作るためにキムワイプを買ってくださいということではありません。キムワイプが大量にあるところでは、災害時など、これを利用して簡単にマスクが作れます、というのが本稿の目的です。

このキムワイプ、一枚の大きさがマスクのサイズより一回り大きい程度。これを使って簡単にマスクが作れないか、やってみました。用意するものはキムワイプと輪ゴムだけです。

こんな感じです。(笑) あくまで非常用なのとモデルが悪いので、見た目悪いのはご勘弁ください。

2020_03_12_05.jpg

横から見るとこんな感じです。

2020_03_12_03.jpg

使用資材はこれだけです。

mask.jpg

顔に合わせて輪ゴムをチェインでつないだものを2つ、それとキムワイプのみです。

使ってみると、意外と長時間使え、また横の密閉性が良いので、紙のマスク代わりに十分使えそうです。
輪ゴムも、痛いかなと思っていましたが、自分で調整できるので、さほど耳に負担がかかることもありませんでした。
今回一枚だけでしたが、キムワイプは何枚か重ねて使ったほうが良いかもしれません。
感染を防ぐというより、鼻やのどの粘膜を保護する目的には十分かなっています。

ちなみにこれをティッシュでやってみましたが、目が細かいため、だんだん水分が付着してきて息苦しくなってきます。また、ティッシュは水分が付着してくると破れやすくなりますが、キムワイプは元々水分の付着が少なく、水などの液体にも丈夫なので破れる心配は少ないかと思います。

見た目の悪さは、上から布マスクや紙マスクなどを付ければ、隠せるかもしれません・・・というか、それなら輪ゴムは不用でキムワイプを使い捨ての当て布として使用する形のほうがいいかと思いますが。

本当に馬鹿馬鹿しい発想で、すでにどこかでどなたかが試されているかもしれません。とりあえず、キムワイプをお使いの方でしたら、輪ゴムさえあればすぐに出来ますので、万が一の時に使えるかなと思っております。




コメント

非公開コメント